『Joint-by-joint approach Part. 2』 ~足関節からのアプローチ~

こんにちは、

ストレングス&コンディショニングコーチの川﨑 章広です。

  Joint-By-Joint-Approach-by-Michael-Boyle-.png
     
(Joint by joint by Michael Boyle)


昨日、お話させて頂いた、

『Joint-by-joint approach』 を少し深くお話していきたいと思います。


 今日は、『足関節』 について。

前回、参考文献で紹介させて頂いたものの和訳、意訳も含め、

『足関節』 から身体を考えることが出来ればと思います。

 (もちろん、足関節を作る、足の26個の骨頚骨と腓骨のアライメントも大切になってきますよね。)

The ankle is a joint that should be mobile and when it becomes immobile, the knee, a joint that should be stable, becomes unstable; the hip is a joint that should be mobile and it becomes immobile, and this works its way up the body. The lumbar spine should be stable; it becomes mobile, and so on, right on up through the chain.
Now take this idea a step further. What’s the primary loss with an injury or with lack of use? Ankles lose mobility; knees lose stability; hips lose mobility. You have to teach your clients and patient these joints have a specific mobility or stability need, and when they’re not using them much or are using them improperly, that immobility is more than likely going to cause a problem elsewhere in the body.



 足関節(Ankle joint)は、『Mobile』 (可動性)の関節であり、

その足関節の可動性や可動域が制限されれば、

膝関節(Knee joint)『Stable』 である関節は、不安定になります。


また、股関節 (Hip joint) は、『Mobile』 (可動式)の関節ですが、

他の(足、膝)関節に連動され、  股関節は本来の可動性を失い、静止したようになります。

そして、これは腰椎上部にも連動して、

可動性や安定性の影響を起こします。


腰椎は、『Stable』 (安定性)のある関節です。

また、全てが一つのチェーンとして繋がっていて連動されていますから、

胸椎、頚椎にも同じことが起こります。

いつも、一つ先のことを考えることは大切なことです。


怪我や筋肉が弱化することに起こる障害、デメリットは、何でしょうか?

Lose ankle mobility, get knee pain
Lose hip mobility, get low back pain
Lose thoracic mobility, get neck and shoulder pain, or low back pain
Looking at the body on a joint-by-joint basis beginning with the ankle, this makes sense.



 足関節は、可動性を失います。

膝関節は、安定性を失います。

股関節は、可動性を失います。


これらの関節には特定の可動性、または、安定性の必要性があります。

あなたはお客様をしっかりと身体の構造や理論をお伝えすること、大切です。


もし、お客様達がこの関節の連動の理論、

『Joint-by-joint』 の理論を理解し使いこなせていれば、

怪我や痛みを未然に防ぐことが出来、可動性、安定性の連動もしっかりと保つことが出来ます。


だから、まずは私達がこの理解を深めることがとても重要になってくるのです。

If somebody comes to you with a hip mobility issue–if he or she has lost hip mobility–the complaint will generally be one of low back pain. The person won’t come to you complaining of a hip problem. This is why we suggest looking at the joints above and looking at the joints below, and the fix is usually increasing the mobility of the nearby joint.



 もし、誰かが股関節の 『mobility』 (可動性)を失い、あなたのところへ来たとしても、

通常、そのお客さんの求めるものは、『腰痛』 の改善です。


そう、つまりは、

局所の関節を見ることをするのではなく、

その関節の上の関節はどうなっているのか、

また、その関節の下はどうなっているのか、

ということに注意してみることがとても大切になってきます。


なぜなら、

通常、痛みや問題のある関節

その関節近くの関節の可動性を取り戻すことで、

痛みや問題は改善、解決される
からです。

These are the results of joint dysfunction: Poor ankle mobility equals knee pain; poor hip mobility equals low back pain; poor T-spine mobility, cervical pain.
An immobile ankle causes the stress of landing to be transferred to the joint above, the knee. In fact, there is a direct connection between the stiffness of the basketball shoe and the amount of taping and bracing that correlates with the high incidence of patella-femoral syndrome in basketball players. Our desire to protect the unstable ankle came with a high cost. 



これらは、連動で起こる関節の機能障害の結果です。


限られた足関節の可動性は、膝の痛みを誘発し、

限られた股関節の可動性は、腰痛を誘発します。

また、限られた胸椎(T-spine)の可動性、頚椎の痛みを誘発します。


動きの制限された足関節は、

足が地面に着地した時のストレスは、上の関節である、膝関節(ひざ)まで響きます。


(ここ(下記の文章)面白いですよ。)


実際、バッシュ(ハイカットの靴)と

足関節のテープやブレース(装具)で足関節を固める(安定させる)回数の関係が、

バスケ選手が、patella-femoral syndrome(膝蓋骨大腿症候群)を

起こすことがわかってきています。


つまり、足関節の可動性を制限することは、

バスケットボール選手の膝蓋骨大腿症候群の

高い発症率と相関します。



不安定な足関節を悪化させまいと、守りたい、保護したいという、

我々(ATやS&Cトレーナー達)の願望は、

高いリスクとともに来たということになってます。

We have found many of our athletes with knee pain have corresponding ankle mobility issues. Many times this follows an ankle sprain and subsequent bracing and taping.


膝関節の痛みをもつアスリートの多くが、

足関節の可動性と関係が深いことを突き止めました。



また、このことは大抵、足首捻挫のため、

テーピングや装具をつけることで誘発していることも

頭に入れておかなければならないということです。

(結構意訳していますが、大事なので。)

The exception to the rule seems to be at the hip. The hip can be both immobile and unstable, resulting in knee pain from the instability–a weak hip will allow internal rotation and adduction of the femur–or back pain from the immobility.





また、このルールは、股関節については例外のようです。

股関節は、不可動であり、不安定になりえて、

それゆえ、不安定な膝関節に痛みを誘発するのです。


そして、弱い股関節は、大腿骨の内旋、内転を誘発、

もしくは、可動域の制限により腰痛に繋がります。


と、深いですね!

少し、考えてみれば当たり前のこと、

また、一つの動きが悪ければ、その周りで動き、流れを作る


次回は、胸椎(T-Spine)についてブログを更新したいと思います。

Functional Movement Screen (FMS)の創設者、

PT で CSCS の Gray Cook さんのブログからでした。


 【参考文献】
The Joint-By-Joint Approach by Michael Boyle from the Functional Movement Screen from Gray Cook, MSPT, OCS, CSCS







Enjoy your life!!!


 Akihiro Kawasaki


 "Where there is a will, there is THE way!!"









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Profile

Aki

Author:Aki
こんにちは、川﨑章広(かわさきあきひろ・通称AKI)です。

詳しいプロフィールはこちら

ストレングストレーニングをより効果的に行なう為のコンディショニングトレーニングの重要性もしっかり伝えることの出来る、ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチを目指すべく、本拠地NYで取得したヤムナ®ボディローリングの資格も持った、S&Cコーチです。

日本でパーソナルトレーナーとして活動後、単身アメリカへ留学。
アスレチックトレーニング、理学療法やストレングストレーニングを勉強している道中、ニューヨーク発祥のボールをつかったストレッチやローリング法「ヤムナボディーローリング」(YBR)と出会う。
アラバマ大学バーミングハム校(UAB)エクササイズサイエンス学科卒業。

身に付けた技術を武器に米国国内のアスリート、プロフィジーク&フィットネスモデルやプロバレエダンサーを中心に活動してます。

また、一時帰国中は日本国内のラグビーチーム、プロシューター、プロキックボクサー、芸能、シンガー(歌手)、モデルやバレエダンサーをも指導しながら、マッサージ、治療院やクリニックなどでのセミナー、講習会を指導者対象に行ってフィットネス業界、トレーナーの育成も積極的に行っている。

更に、『日本の健康寿命を延ばす』ために、自身のトレーニングも続け、新たな自重トレーニングの考案&プログラム作成にも日々力を注いでいる。

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