頭の中で、身体をどう映せるか?

こんにちは!

ストレングス&コンディショニングコーチの 川﨑 章広 です!


日頃から自分自身のストレングス&コンディショニングのトレーニングも行っておりますが、

定期的な、メンテナンスは大事ですよね。


ということで、場所は、北海道旭川

Super Kamui
(札幌 → 旭川間は、スーパーカムイで)

5、6年前に痛めた頚が最近疼くので、

もとプロバレエダンサーの妻の紹介で、

有名バレエダンサー、有名バイオリニスト、その他アスリート達を支えている、

予約が何ヶ月先まで取れない、凄腕と言われるS先生の下で診て頂きました。

Asahikawa station
(旭川駅にて、奥さん)

私自身、お陰様で、筋神経リリーステクニック (NMT)、指圧マッサージ、

針灸マッサージ、整体、カイロプラクティック、スポーツマッサージ、徒手療法、

フェルデンクライス、ヨガ、ピラティス、等々を、

米国でも母国日本でも、凄腕と言われる方達に治療やセッションをして頂いてきておりますが、

このS先生という方、本当に、本当に、

噂通りの凄腕。。。


まず、診察前に5分くらい問診をして、

早速、治療台の上へうつ伏せ、触診&治療へ。

S先生は、身体を触っていくうちに、

日頃の癖、習慣から作り上げた骨格、

問診では、言っていない箇所、

右手、指3本折っていたことによりくる、腕の使われ方、

忘れていた右肩痛みの根源でしたり、

伝えていなかった左膝痛の根源を付いて下さったり、

右股関節、大腿筋膜張筋、IT Bandの間の奥、

筋膜でもなく、筋腹でもなく、奥深くまで、『筋原繊維』へのアプローチまで。

もちろん、筋腹は、筋膜で覆われていて、筋腹は、筋繊維からなっていますよね。

更には、筋繊維は、『筋原繊維』 が集まって出来ているわけで。

その深いところまで、当たっている、しかも、ピンポイントで。

そんな感覚なんです、そして半端なく響くんです。



米国でもNMTでかなり深いところまで入っている感じがしておりましたが、

肘で入れられるのと、凄腕S先生の指で取られるのとでは偉い違いでした。

『いまどんな風に身体を使って、この角度をとっているのだろうか』 とか、

『先生の頭の中には、身体の構造がどのように映っているのだろうか』

と、S先生が私を治療してくださっている間、ずっと、ずっと、考えていました。

まぢ、弟子入りしたい、とも思いました。


S先生の特徴としては、片手で一点(起始)を取っていて、

もう反対の手でもう一点(停止)を取っていました。

(部位にも寄りますが)


そして、頚を触るなり、『突き上げ鞭打ち』 と一言。

正しくその通り。

そして、後頭下筋群などの頚の取り方も始めての感覚でした。

施術していただいている時は、半端なく、

『そこやばい』 って、いうところをピンポイント。

ただ、その後の可動域は半端無く広がっていてビックリしました。

心の中で、

『これほどまでに身体を理解して

実際に身体を触れる人はそういない』


と、勝手に感じておりました。


そして、仰向け。

またここでも、私自身日頃からケアしているところを、

両手を使って、指の圧でしっかり取っていってくれました。

サッカーボールが顎に当たったりしていて、少しずれているのを、

触るなり筋肉への骨格へのアプローチ。

咀嚼筋、側頭筋、内、外側翼突筋、咬筋など

両手の指圧で別の角度から矯正を兼ねてのタッチ。

本当に、素晴らしい治療でした。


もちろん、セルフで出来ることも沢山あります!

ただ、車の車検と同じように、

年に一度は誰かに診てもらうことは、

自分の身体をもっと理解するために重要だと考えます!



特に、その年に一度見てくれる方が自分よりも凄腕の方であれば、

同時に、更なる、勉強にもスキルアップにも繋がりますから♪


これで、まだまだ、成長していかなければいけないことが、

どんな風に、成長すべきかと言うことが、より明確になってきました!


これからも、もっともっと、自分なりに自分を作っていこう!

昨日のS先生のタッチを思い出して、家族で実験です!



余談ですが、

治療後、私は右手の指3本骨折して以来、握力がかなり落ちていました。

個人的にトレをして、骨折回復直後の20くらいの握力を、15年掛けて40くらいに。

ただ、治療後、直ぐでの握力測定で、力が入らなかったけれど、軽く55いっていました。


これも、骨格の調整、S先生曰く、

『ワイヤーで動いていることを考えれば、折れた箇所のアライメントによって、

負担がかかる場所はもちろん出てくる。そこを、しっかり付いて上げて、

筋発揮が出やすいようなアライメントにしてあげることが大切なんです』
、と。


その後で、見せてくれたS先生の握力、100 Kgで半周の握力計が、

一周してゼロに戻ってきていました。

そう、凄腕S先生の握力は、本当に凄腕、握力200 Kgはあったのです。


そりゃ、治療中何回か、先生の指が私の身体を貫通するような感覚があったわ(笑)


本当に、2、3ヶ月先まで予約が埋まっている先生なので、

もし、ご予約したい方、いましたら、ご連絡ください♪



このブログで、もう既に何名か直接連絡頂いております(笑)


帰り道、ちょっと寄り道。

Ramen.jpg
(旭川駅前の らーめん 『山頭火』 本店でお勧めの塩ラーメンを食べました)

Asahikawa station
(治療後、すっきりした顔で帰路に着きました)


今日も凄く、身体、調子いいです♪



Enjoy your life!!

Akihiro Kawasaki


"Where there is a will, there is THE way!"




『Joint-by-joint approach Part. 2』 ~足関節からのアプローチ~

こんにちは、

ストレングス&コンディショニングコーチの川﨑 章広です。

  Joint-By-Joint-Approach-by-Michael-Boyle-.png
     
(Joint by joint by Michael Boyle)


昨日、お話させて頂いた、

『Joint-by-joint approach』 を少し深くお話していきたいと思います。


 今日は、『足関節』 について。

前回、参考文献で紹介させて頂いたものの和訳、意訳も含め、

『足関節』 から身体を考えることが出来ればと思います。

 (もちろん、足関節を作る、足の26個の骨頚骨と腓骨のアライメントも大切になってきますよね。)

The ankle is a joint that should be mobile and when it becomes immobile, the knee, a joint that should be stable, becomes unstable; the hip is a joint that should be mobile and it becomes immobile, and this works its way up the body. The lumbar spine should be stable; it becomes mobile, and so on, right on up through the chain.
Now take this idea a step further. What’s the primary loss with an injury or with lack of use? Ankles lose mobility; knees lose stability; hips lose mobility. You have to teach your clients and patient these joints have a specific mobility or stability need, and when they’re not using them much or are using them improperly, that immobility is more than likely going to cause a problem elsewhere in the body.



 足関節(Ankle joint)は、『Mobile』 (可動性)の関節であり、

その足関節の可動性や可動域が制限されれば、

膝関節(Knee joint)『Stable』 である関節は、不安定になります。


また、股関節 (Hip joint) は、『Mobile』 (可動式)の関節ですが、

他の(足、膝)関節に連動され、  股関節は本来の可動性を失い、静止したようになります。

そして、これは腰椎上部にも連動して、

可動性や安定性の影響を起こします。


腰椎は、『Stable』 (安定性)のある関節です。

また、全てが一つのチェーンとして繋がっていて連動されていますから、

胸椎、頚椎にも同じことが起こります。

いつも、一つ先のことを考えることは大切なことです。


怪我や筋肉が弱化することに起こる障害、デメリットは、何でしょうか?

Lose ankle mobility, get knee pain
Lose hip mobility, get low back pain
Lose thoracic mobility, get neck and shoulder pain, or low back pain
Looking at the body on a joint-by-joint basis beginning with the ankle, this makes sense.



 足関節は、可動性を失います。

膝関節は、安定性を失います。

股関節は、可動性を失います。


これらの関節には特定の可動性、または、安定性の必要性があります。

あなたはお客様をしっかりと身体の構造や理論をお伝えすること、大切です。


もし、お客様達がこの関節の連動の理論、

『Joint-by-joint』 の理論を理解し使いこなせていれば、

怪我や痛みを未然に防ぐことが出来、可動性、安定性の連動もしっかりと保つことが出来ます。


だから、まずは私達がこの理解を深めることがとても重要になってくるのです。

If somebody comes to you with a hip mobility issue–if he or she has lost hip mobility–the complaint will generally be one of low back pain. The person won’t come to you complaining of a hip problem. This is why we suggest looking at the joints above and looking at the joints below, and the fix is usually increasing the mobility of the nearby joint.



 もし、誰かが股関節の 『mobility』 (可動性)を失い、あなたのところへ来たとしても、

通常、そのお客さんの求めるものは、『腰痛』 の改善です。


そう、つまりは、

局所の関節を見ることをするのではなく、

その関節の上の関節はどうなっているのか、

また、その関節の下はどうなっているのか、

ということに注意してみることがとても大切になってきます。


なぜなら、

通常、痛みや問題のある関節

その関節近くの関節の可動性を取り戻すことで、

痛みや問題は改善、解決される
からです。

These are the results of joint dysfunction: Poor ankle mobility equals knee pain; poor hip mobility equals low back pain; poor T-spine mobility, cervical pain.
An immobile ankle causes the stress of landing to be transferred to the joint above, the knee. In fact, there is a direct connection between the stiffness of the basketball shoe and the amount of taping and bracing that correlates with the high incidence of patella-femoral syndrome in basketball players. Our desire to protect the unstable ankle came with a high cost. 



これらは、連動で起こる関節の機能障害の結果です。


限られた足関節の可動性は、膝の痛みを誘発し、

限られた股関節の可動性は、腰痛を誘発します。

また、限られた胸椎(T-spine)の可動性、頚椎の痛みを誘発します。


動きの制限された足関節は、

足が地面に着地した時のストレスは、上の関節である、膝関節(ひざ)まで響きます。


(ここ(下記の文章)面白いですよ。)


実際、バッシュ(ハイカットの靴)と

足関節のテープやブレース(装具)で足関節を固める(安定させる)回数の関係が、

バスケ選手が、patella-femoral syndrome(膝蓋骨大腿症候群)を

起こすことがわかってきています。


つまり、足関節の可動性を制限することは、

バスケットボール選手の膝蓋骨大腿症候群の

高い発症率と相関します。



不安定な足関節を悪化させまいと、守りたい、保護したいという、

我々(ATやS&Cトレーナー達)の願望は、

高いリスクとともに来たということになってます。

We have found many of our athletes with knee pain have corresponding ankle mobility issues. Many times this follows an ankle sprain and subsequent bracing and taping.


膝関節の痛みをもつアスリートの多くが、

足関節の可動性と関係が深いことを突き止めました。



また、このことは大抵、足首捻挫のため、

テーピングや装具をつけることで誘発していることも

頭に入れておかなければならないということです。

(結構意訳していますが、大事なので。)

The exception to the rule seems to be at the hip. The hip can be both immobile and unstable, resulting in knee pain from the instability–a weak hip will allow internal rotation and adduction of the femur–or back pain from the immobility.





また、このルールは、股関節については例外のようです。

股関節は、不可動であり、不安定になりえて、

それゆえ、不安定な膝関節に痛みを誘発するのです。


そして、弱い股関節は、大腿骨の内旋、内転を誘発、

もしくは、可動域の制限により腰痛に繋がります。


と、深いですね!

少し、考えてみれば当たり前のこと、

また、一つの動きが悪ければ、その周りで動き、流れを作る


次回は、胸椎(T-Spine)についてブログを更新したいと思います。

Functional Movement Screen (FMS)の創設者、

PT で CSCS の Gray Cook さんのブログからでした。


 【参考文献】
The Joint-By-Joint Approach by Michael Boyle from the Functional Movement Screen from Gray Cook, MSPT, OCS, CSCS







Enjoy your life!!!


 Akihiro Kawasaki


 "Where there is a will, there is THE way!!"









Joint-by-joint approach


こんにちは、

ストレングス&コンディショニングコーチの川﨑 章広です。


まず、最初に皆様にお伝えしたいことは、

私達の抱いているもの、備わっているもの一つ一つに、

『全てに意味がある』 ということ。


この話をすれば深くなりますが、

今日は、身体の骨と骨を結ぶ節、 『関節』 についてお話していきたいと思います。



  Joint-By-Joint-Approach-by-Michael-Boyle-.png
    (Joint by joint by Michael Boyle)

Joint — Primary Need
Ankle - mobile
Knee - stable
Hip - mobile
Lumber spine - stable
Thoracic spine - mobile
Cervical spine (C3 - C7) - stable
Atlas (C1 )and Axis (C2) - mobile
Scapula - stable
Gleno-humeral - mobile
Elbow - stable
Wrist - mobile




身体の動きを見て行く上でとても大切なこと、

『movement-based approach』 も大切。

さらに、大切なのが、

関節の役割を把握した上での

動作解析 = 『Biomechanics』や

『movement-based approach』


だと考えます。


つまり、

『movement-based approach』 だけではなく、

『joint-by-joint approach』


『動き主体のアプローチ』 だけではなく、

『関節、関節へのアプローチ』 です。


関節の動きや身体の動きを表現する時によく使われる、

『MOBILITY』 『STABILITY』 です。


その意味とは、また違いとはなんでしょうか?

Functional Movement Systems からの定義、
(FMS from Gray Cook, MSPT, OCS, CSCS)

Mobility is the combination of muscle flexibility and joint range of motion;
and a body segment's freedom of movement.


Stability is maintenance of posture and control during fundamental movement.



それではまず、 『MOBILITY』 です。

Mobile が、『動き』、『可動性』を示し、

筋の柔軟性と関節の可動域のコンビネーション

また、身体の節の自由な動き、

ということになります。



次に、『Stability』 、

Stable が、『安定』、『変動のない』 を示し、

基本動作時の姿勢維持や動きのコントロール

ということになります。



また、下記に参考文献を加えさせていただきましたが、

まとめを簡単に記すとするならば。


関節それぞれに、『Stable』 と 『Mobile』 の役目があります。

ただ、その関節にあった動きを行わなければ、他の関節がその動きを補おうとするということです。

そうすることにより、様々な障害も起こりえるということ、が記載されています。


Lose ankle mobility, get knee pain.
(足関節の可動性を失えば、膝が痛む。)

Lose hip mobility, get low back pain.
(股関節の可動性を失えば、腰が痛くなる。)

Lose thoracic mobility, get neck and shoulder pain, or low back pain.
(胸椎の可動性を失えば、頚や肩、または腰に痛みが出る。)

Looking at the body on a joint-by-joint basis beginning with the ankle.
(Joint-by-joint理論を用いて身体を見る時に、足関節(足首)から見ることは、基本である。)




私が考えるものを、一つ例に挙げて、

『股関節』 と 『腰椎』 で見てみましょう。


もし、股関節本来のMobileを失って、

腰椎が補うことし始めたら、どうなるでしょうか?



つまり、

股関節 → Mobile に制限 → Stable 気味 になる。

腰椎 → Stable から → Mobile 気味 になり股関節の動きを補う。



このようなことから、

腰椎ヘルニア、すべり症、また、SI(仙腸関節)の圧迫、などを誘発するのではないでしょうか?


また、さらにFMS で Deep Squat のテストを行うときに、

足関節(足首)が硬く、完璧な可動域で Full bottom Squat が出来ないのをしばしばみませんか?


これは、足首が固く動き制限していることにより、膝関節を介して、

股関節まで動きを制限します。


つまり、足関節のROM(可動域)を広げることにより、

股関節のROMにも変化が現れる、

綺麗な Deep Squat も行えるようになるのです。



『movement-based approach』 と同時に、

『joint-by-joint approach』 を取り入れる、


そうすることにより、

また違ったアプローチが出来、

一つまた上のトレーニングの指導、

傷害の予防の追求が出来るのではないでしょうか☆




本当に、もっともっと多くの人を幸せにして行くために。

日々、精進していきます!




【参考文献】
The Joint-By-Joint Approach by Michael Boyle from the Functional Movement Screen from Gray Cook, MSPT, OCS, CSCS

Improve Your Stability and Mobility with These Functional Exercises from the blog of ACE on August 27, 2014





Enjoy your life!!!

Akihiro Kawasaki


"Where there is a will, there is THE way!!"



Profile

Aki

Author:Aki
こんにちは、川﨑章広(かわさきあきひろ・通称AKI)です。

詳しいプロフィールはこちら

ストレングストレーニングをより効果的に行なう為のコンディショニングトレーニングの重要性もしっかり伝えることの出来る、ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチを目指すべく、本拠地NYで取得したヤムナ®ボディローリングの資格も持った、S&Cコーチです。

日本でパーソナルトレーナーとして活動後、単身アメリカへ留学。
アスレチックトレーニング、理学療法やストレングストレーニングを勉強している道中、ニューヨーク発祥のボールをつかったストレッチやローリング法「ヤムナボディーローリング」(YBR)と出会う。
アラバマ大学バーミングハム校(UAB)エクササイズサイエンス学科卒業。

身に付けた技術を武器に米国国内のアスリート、プロフィジーク&フィットネスモデルやプロバレエダンサーを中心に活動してます。

また、一時帰国中は日本国内のラグビーチーム、プロシューター、プロキックボクサー、芸能、シンガー(歌手)、モデルやバレエダンサーをも指導しながら、マッサージ、治療院やクリニックなどでのセミナー、講習会を指導者対象に行ってフィットネス業界、トレーナーの育成も積極的に行っている。

更に、『日本の健康寿命を延ばす』ために、自身のトレーニングも続け、新たな自重トレーニングの考案&プログラム作成にも日々力を注いでいる。

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